会長所信

CHAIRMAN BELIEF

令和6年度安城商工会議所青年部 
スローガン・会長所信

 

YEG POWER EMOTION


~ 未来の扉の鍵

令和6年度 安城商工会議所青年部

会長 近藤 実

新型コロナウイルスとの闘いもまだ記憶に新しいうちに、円安、エネルギー費の高騰を含む急激な物価の上昇など、我々の生活や社業も社会の大きな変動の渦に左右され、次々とのしかかる問題に対処する能力が求められています。そんな今だからこそ青年部の真価が問われているのではないでしょうか。
わたしにとって青年部は経験したことのない事業、ひとりでは成し遂げられない事業への挑戦の連続でした。自分の力を試す機会であり、ときに仲間の力を信じる機会でもありました。しかし必ずその挑戦の先には達成感があり、費やした時間や労力の先には打ち震えるほどの感動がありました。その感動の力「EMOTION」こそが未知の扉を開け、次のステージに挑むエネルギー「POWER」となってきました。
だからこそ青年部には未来があるのだと、どんな問題がのしかかろうとも青年部で培った精神で前に進み続けることができるのだと、わたしは信じています。

商工会議所青年部規約第1条には本会の目的として、「事業経営者としての研鑽を積み、経営者としての人格教養、経営能力の向上により、企業の発展をはかり、あわせて商工会議所活動の一翼を担い、地域社会の繁栄、文化の発展に貢献することを目的とする」(一部抜粋)とあります。読み解きますと、商工会議所活動の一翼を担うためには自企業の発展が不可欠であり、そのために各々の経営者としての人格教養、経営能力を養うことが青年部の基本活動であると解釈できます。今年度はひとりひとりのその挑戦を委員会単位でサポートするために委員会至上主義を基本理念に掲げました。一経営者として成長しようとする各々の意欲が委員会で未知の扉を開く挑戦につながり、それが安城商工会議所青年部を勢いづけ、おのずと安城市全体を活性化させていく。さらにその流れが繰り返されるごとにパワーアップしていく。そんな団体を目指し、スローガンをYEG POWER EMOTION~未来の扉の鍵とすることにいたしました。

安城商工会議所青年部も創立29年目を迎え、来年度30年の節目を迎えます。今年度の各委員会、各部員のEMOTIONが来年度以降のPOWERにつながることも期待しています。未だ見たことのない、予想もつかない大きな大きな扉に皆で手をかける日を今から想像して心躍らせております。溢れ出るYEGPOWERは必ずや安城市をもっと魅力のある街へと発展させていくことでしょう。そして青年部が安城市に必要とされる団体であり続けることができるよう共に歩んで参りましょう。